どんな時でも自分の気持ちを説明すると、心が楽になるよ♨️

こんにちは🌼ニエリです。

笑顔のおまじないチャンネル第四回目、
配信しました!

今週は『お茶の歌』を歌いましたYO!

この歌は、色んな国のお茶の違い、
個性を讃えた歌です😊

今回は、この曲ができた経緯もお話しました。

COCO de キッコリーズというバンドを
20代の時にやっていたのですが、
私が、過食症などが真っ只中で
続けられなくなってしまったのですね。

それから月日が少し経ち
8年ぶりに久しぶりに集まって
ライブが出来ることになり、
スタジオに入りました。

そしてみんなと自由にセッションしている時に、
口をついて出てきて即興で作った歌です。

そのあとピアノに起こしてまとめました。

久しぶりにみんなと会えて、
音を出してこの上ないほど嬉しくて
幸せだったんですね。

そういう時って、
いいインスピレーションが
降りてくるんだなあって実感しました。

でも、
いつもみんながいるわけではないですし、

まずは自分が幸せである状態を
自分で作ってあげておくこと。

今ではこれがとても大事なんだって
心底思っています。

いつでもいい歌を作れる状態で
いたいですしね。

その上で、
仲間や友達と会えた時、
その幸せってとんでもなくでっかいです。

COCO de キッコリーズのメンバー、
みんなそれぞれ個性が強くて、
それぞれが唯一無二のアーティストです。

全然違った音楽を作っていて、
すごいセンスと行動力。
尊敬しています。

***【Member】*****

ニエリエビタ(KIKORI) Vo,EGt
オータケコーハン EGt
えんどうさとみ(biobiopatapa) Sax
林亨 Bass
スッパマイクロパンチョップ Dr
佐伯腹マスター Per

**************

みんな活躍しています😊!

このお茶の歌でも
いろんな国の個性あるお茶が
ただただ出てきます。

みんなそれぞれ違ってるって、
社会的な刷り込みとか先入観を無くせたら、
とっても面白いです。

色とりどりだからこそ
それぞれが引き立て合うことができて、
賑やかで、いいことがいっぱいあります。

そして実は、安心できて嬉しいことも
いっぱいなんですよね🌹

この話はまた今度しましょう😊

***

さて、今週の

{ここで安心♨️おまじないコーナー}は、

『どんな時でも自分の気持ちを説明すると、
心が楽になるよ♨️』

というお話をしました。

自分の気持ち(=本音)

これを私はなかなか話せなかったんですね。

結構肝心な時になればなるほど。。

ちなみに、まずおさらいなのですが、
この番組の第二回目で、

ネガティブであれ、
ポジティブであれ、

「自分のどんな気持ちも認めて
大切にしてあげると心が楽になるよ」

というお話しをしました。

詳しくはこちらを読んでみてください☆

で、どんな種類の感情も、

『自分とはどんな人間なのか』を
知るためのものであり、

『もっと自分が幸せになるために』
次の行動を選択するための判断材料なのです。

なので、沸き上がっている感情によって、

自分がどんなことをすれば嬉しくて、
どんなことをするのが苦手な人間か、
自分自身で理解できます。

そして、今回お伝えしたのは、

その気持ち、感情は、
周りの人にも
自分のことを知ってもらうために

必要なものなんです。

ということです。

なので、他の人と対話をする時や、
お願い事がある時、
言いにくいことがある時は、

話題となっている出来事に対して、
自分はどういう気持ちが生じているかを
伝えるととても伝わりやすくなります。

 

なんと言っても、
自分の気持ちを中心に説明すると、
誰のことも責めなくて済むんですよね。

例えばですね、
私はこんなことがありました。

みなさん鉄のフライパンって
使っていますでしょうか?

鉄のフライパンは錆びやすいので
洗った後はオイルを薄く塗って
保管しておくとよいんですね。

今ではよく知っていますが、
まだ知らなかった頃のこと。

以前のバイト先の、
大好きな先輩のおうちに遊びに行った時、
料理を作ってくれたので
洗い物を手伝いました。

鉄のフライパンもあったので、
ゴシゴシ洗剤で洗った後、
そのまま乾かしておきました。

すると、先輩がおもむろに言いました。

「私カラっカラのフライパンを
見ると悲しくなるんだよね🤭」

それを聞いて私は、

「そうか、この人は、
カラッカラのフライパンを見ると
悲しくなる人なんだ。」

というレポートが脳内に追加され、

「この人を悲しませてはいけないぞ✊」

という思考になり、
喜んで油を塗らせて頂きました。

今では私も、鉄のフライパンは
第一線で使うのが日常となり、
油を塗るたびにそのことを思い出します。

これをですね、

「ねえこれなんで油塗らないの??」

「油塗るところまでやってよ〜!」

って、
こちらを責めるような言い方を
されていたらどうでしょうか?

こちらは知らなかったし、
言い方もなんだかきついし、

え?

ムッ!となり、
モヤモヤが残りますね。

これが相手を責める言い方ですね。

それから月日が経ち、
対人関係療法という治療と出会った時に、
この時のエピソードを、
「なるほど〜!」と思い出しました。

私は摂食障害という心の病に陥って、
この『対人関係療法』という
治療に出会いました。

これによって、
病から回復に向けて
歩み始めることが出来ました。

アメリカで生まれた治療法で、
日本で広めた第一人者は、
水島広子先生です。

(ホームページより転用させて頂きました)

先生の著書
『拒食症・過食症を対人関係療法で治す』
を初めて読んだ時、

救われる思いで、
涙が止まらなかったです。

摂食障害の方以外にも、
うつ病の方やパニック障害などの
心の病の方全般に響く治療
なのではないかと思っています。

水島先生サイトはこちらです。

心の病とまではいかなくても、
日々の心のケアの仕方などの
様々な本も出版されていますよ😊

この治療については、
私なりに簡単に説明させて頂きますと、

自尊心が極端に低くなった患者さんが、
その時に自分にとって最も重要な他者に、
本心を伝えるコミュニケーションの仕方を
学んでいくことです。

心の病の人は、
特に自尊心が低くなっている傾向に
あるそうです。

私も激・低かったです。

自尊心が低いと、
本音、本当の気持ちを言うのが難しいです。

また、自分に自信が無いため、
視点、思考が他人軸になりがちなので、
周りの変化に敏感です。

そのため、
いろいろと他者の言動に気がいきます。

こちらで勝手に相手のことを想像し、

自尊心が低いため、

相手が元気が無さそうに見えると、
「自分が悪いことをしたのではないか」
などとネガティブに自分を責めるほうに
現実を捉えがちになっています。

その癖を治していく治療だと思います。

最も自分にとって大事な相手に
自分の本当の気持ちを
伝えられるようになる訓練、

そして、相手と言葉を尽くして、

「あの時こんなこと言ってたけど、
どういう意味で言ったのかな?」

などといった感じで、
コミュニケーションのズレを修正していく
練習をします。

なので私は、この治療によって、

今まで相手を否定したくないため、
嫌われたくないため、
良い人と思われたいため、
相手に嫌な思いをさせたくないために
言えなかった、

『嫌だ』
『私はやりたくない』
『やめて欲しい』
『できません』
『それは好きじゃない』
『わからない』

などのことをまず
言えるようになりました。

最初はしどろもどろでございましたが、
一歩一歩慣れていきました。

日々実践する上で、
そのようなことをちゃんと伝えると、
周りの人はちゃんと理解してくれることを
ひしひしと実感しました。

辛いことを伝えたら、
わかってもらえるのだと。

また、これは実は
考えたことがなかったですが、

まず基本的に、
みんな本当に優しいんだってことを
ひしひしと理解しました。

😭

なんでこんな当たり前のこと、
わかってなかったんだろう。

自分は自分の妄想の中にどれだけ
生きてしまっていたんだろう。

もっと人を信じていいんじゃん。。

さらけ出していいんじゃん。。

いや、、まずね、

その前にもっと自分を
信じて良かったんですね。

自分を信じること。
自分を許すこと。

それがまず何よりも、
ファーストステップでした。

自分の気持ちは宝物です。
自分の気持ちは何より尊い。

それが自分だけじゃなく、
もちろんどんな他の人達もそうです。

自分の気持ちを大切に扱って、
自分を知ることができるから、

他者の気持ちを想像できて、
他者を大切にできて、
他者を知ることができる。

なので、お互いの気持ちを
隅々まで確認していってください。

言葉を尽くしていきましょう。

敏感な人は、

「今、ちょっと表情が変わったけど、
どんな気持ちになってるのかな?」

という感じで聞いてみてください。

勝手に想像してはいけないのですね。

なぜなら、

相手も自分も唯一無二の尊い存在
だからです。

だから想像ではわからないのです。

「どうしたら辛い気持ちを
和らがせていけるかな?」

「今はお互いにとって
解決が難しい問題だけど、
少しでも歩み寄れる方法はないかな?」

「その気持ちもうちょっと細かく
説明してくれる?」

「私には無い感覚だからわからないんだ」

時間はかかりますが、
本当に、このような、
相手の考えていることを
確認していく作業はお互いにとって
かけがえのない時間になります。

相手を大切にするって
この作業のことだって言っても
過言ではないと思っています。

でも自分の全ての知り合いと
この作業をしなければいけない
わけではありません 笑

これは対人関係療法で学んだ
素晴らしいことの一つ。

自分にとって最も重要な他者に対してだけ、
この本音を伝えたらいいということです。

これはコミュニケーションに慣れてない
患者さんだからこそ
その一人に限定されていると思うのですが、

とにかく、本心を伝えるのは、
普段は、基本的には自分にとって
大切な人にだけでいいということ。

気い使いな人は、
どこまでも、どんな人にでも
気を使わなければいけないと、
無意識にも思ってしまっていることが多いです。

恋人でも夫婦でも友達でも家族でも、
本当にお互いにとってマッチしていて、
大切な存在同士だったら、
どんな本音も受け入れてくれるんですよね。

そこでどうしようもない差異、
分かり合えない部分が生じたら
それは自分にとって、
これからもお付き合いしていく人では無い
ということが判明するだけのことです。

繊細で敏感な人は、
最初は怖いかもしれませんが、
大丈夫です。

きっと慣れるです😊

ということで、

ついつい毎度
長くなってしまいますが、

今週は、

『どんな時でも自分の気持ちを説明すると、
心が楽になるよ♨️』

というお話しでした。

最後まで読んでくださり
本当にありがとうございました!

次回は、

『PAZZLE』という歌と、

『幸せになるハタキのかけ方』

をお送りしますね✨

ニエリエビタ